運航管理
◆カテゴリーに応じた飛行手続き
*国土交通省HPより引用
◆DIPS登録・申請・許可
航空機や他の無人航空機との相互間の安全確保のため、ドローン情報基盤システム(DIPS)における飛行計画通報機能による飛行計画の通報が義務付けられているため、DIPSへの機体登録・操縦士情報・飛行許可申請など各種手続きを行います。
また、操縦者と機体は紐付いてDIPS登録や許可申請がされます。
◆JUTM運行管理
JUTMへの登録により運行管理の実施を行います。
◆飛行日誌
飛行日誌による飛行、点検及び整備状況の記録は、飛行の不具合があった場合の原因を特定することなどに活用できますので、義務である特定飛行以外でも飛行日誌による記録をするよう努めます。
◆操縦技能
操縦者は、飛行中、突風等により操縦が困難になることや予期せぬ機体故障等が発生する場合があります。そのため不測の事態を想定した操縦練習を行うなど日頃から技量保持に努めます。
◆補助者の役割
無人航空機の種類にもよりますが、補助者に周囲の監視等してもらいながら飛行させることは安全確保のうえで有効です。
無人航空機の飛行を行う関係者であることを周囲の人にわかりやすく伝えるため、操縦者及び補助者は無人航空機の関係者であることが容易にわかるような服装を推奨します。
◆業務用各種保険加入
安全に留意して無人航空機を飛行させても、不足の事態等により人の身体や財産に損害を与えてしまう可能性があります。このような事態に備え保険に加入しております。
また、万一事故が発生した場合には、責任関係が複雑化し被害者が賠償義務者の過失を立証することが困難 であることも想定されるため、加入される保険は被害者に対し十分な補償が提供でき、かつ速やかに被害者が救済される保険であることが望ましいと考えられます。
◆墜落時の備え
無人航空機が墜落した場合、地上の人又は物件に被害を与えるだけでなく、火災を引き起こす可能性があります。火災発生時の初期消火への備えとして、無人航空機に搭載する燃料や電池の種類、火災の種別等に応じた消火器等を準備・携行するなど、緊急時には、操縦者と補助者が適切に対処できる体制を構築します。
また、墜落した場合には、被害の軽減に努めるとともに必要に応じ警察・消防等の関係機関に連絡します。
◆追突や接触等
万が一、無人航空機の飛行による人の死傷(負傷を含む)又は物件の損壊、航空機との衝突又は接触とそのおそれがあった場合、無人航空 機の制御が不能となった事態(機体の不具合に限る)、無人航空 機が発火した事態(飛行中に発生したものに限る)については、 国土交通省(許可・承認を受けた官署又は飛行経路を管轄する 官署)へ報告が必要です。
負傷者が発生した事故については、負傷者を救護することその他の危険を 防止するために必要な措置を行います。「事故等の報告及び負傷者救護義務」